本日は19世紀のロシアの作曲家ボロディンが1881年に作曲した「弦楽四重奏曲第二番」
です。特に第三楽章は一度は聞いたことがある名曲で夜想曲(セレナード)と言われて
います。
作曲家ボロディンですが面白い人で本業は化学者です。「アルデヒド」の当時の権威
だったそうです。私は文系ですので詳しくはありませんが例えば「ホルムアルデヒド」
は新築の家のにおいで人によってはアレルギーをおこす人もいるとか。
そんな難しい研究者の先生が本人「日曜作曲家」と言っていたほどの片手間でこの
ような名曲をつくっています。
第三楽章が特に有名ですが全四楽章とも哀愁を帯びた弦の響きが美しく流れていきます
。30分ほどの曲ですが寝る前にでもゆっくりと聴けば最高の時間を与えてくれます。
彼の他の作品では交響詩「中央アジアの草原にて」などエキゾチックな名曲もあります。
聴いた音源はその名もボロディン弦楽四重奏団。名前を冠しているように安定した
名演です。 お薦めの癒し系名曲です。
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