今回は今まで紹介していませんでした個体で、ベテラン揃いの市川動植物園より、
上が今年11歳オスの明登。中が梨花(リーファ)11歳メス。下が14歳メスのテルです。
まず明登と梨花は以前紹介しました優花と合わせて三つ子です。たぶん全国でも今は
彼らだけではないでしょうか。よく似ています。
明登はなぜか市川より出たこともなく、ずっと独身。なかなかのイケメンなのですが
残念ですね。しかしオスなのでまだまだチャンスはあります。渋い雰囲気がいいですね。
梨花はムギとペアリングしたこともあったようですがうまくいかず、優花とムギの
間には3頭のメスが生まれました。3頭のおばさんにあたる梨花ですが特に日立に行った
「ココア」とは仲が良く面倒を見ていたと聞きました。そういえばヤンキーな
雰囲気も似ています。もしかしたらココアがおてんばだったのはおばさんの影響かも
知れません。
最後にテル。長崎バイオパーク生まれで1歳で浜松に転勤しています。そこでは風太の
三男坊、チイタとのペアでした。しかしお子さんには恵まれず7年後にこちらへ引き取られ
ました。昔のように子供が出来なければサヨウナラはちょっと気の毒です。相手が風太の息子でしたのも運が悪かったのでしょうか。
しかし、おばあさんの年齢になっても可愛さは健在。今年のカレンダーは彼女が
飾っていました。地味にファンが多い個体です。
市川は一番若い「ムギ」でも今年9歳。ムギもすでに4頭のおじいちゃんです。
こちらでは夏の間は暑さに弱いレサパンの体調を考えて展示を控えています。
もちろんファンも納得。
みなさん、元気で長生きしてくださいね。
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