久し振りに鉢形城へ。100名城だけあって巨大な城です。この城は室町時代に長尾氏
によって築城され、その後の戦乱によって北条氏が治めました。
城の場所は北武蔵。西から碓氷峠を超えて信玄が。北から三国峠を越えて謙信が。
最後の城主、北条氏邦もきつい所を任されたものです。
城は土塁・曲輪などが現存しており往時の鉄壁防御力を彷彿とさせる遺構が残っています。
1590年の秀吉侵攻によって開城・廃城となりますが前田・上杉連合軍3万5千にへこたれず
、徳川1万5千の計5万の敵兵を3500の兵で1ヶ月しのいだ名城です。
北条氏の意地が垣間見えます。
なお、氏邦公は男気があるとして前田利家が引き取り、能登で亡くなったとの事です。
城内には歴史館もあり、詳しい展示がされています。駐車場の休憩室には天井に
北条氏の家紋「三つ鱗」がたなびいておりなかなかの風景です。
ぐるっと一周で歴史館併せて1時間半ぐらいでしたので。散策にはちょうど良い距離。
戦国ロマンを感じながら廻りました。
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