千葉県睦沢町の歴史民俗資料館です。普段も地域の暮らしと民族を中心とした展示物
がありますが、この日はこの地域の出身「上総広常」の特別展示に行ってきました。
昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で佐藤浩市さんが演じたあのアクの強い武将です。
あまりにも横柄にて傍若無人なふるまいのため、実力はありながら頼朝に暗殺されて
しまう悲劇の最後を迎えてしまいます。
イメージとしてはあまりよくない武将ですがどのように生きたのか、地域に残した足跡は?
など興味深い展示がされていました。地域の英雄として立派な貢献をしていたことが
分かりました。
歴史では常に勝ち組が都合のいいように記録を残します。頼朝もいかにも上総介を
粛清したようなっていますし、実際に手を下した梶原景時も後に粛清されている
ことから考えると、どこまでが真実かは疑わしい側面もありますね。
上総の国にてスポットを浴びる武将は戦国時代を含めて少ないので
さらに調べてみたいと思わせる素晴らしい特別展でした。
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