こちらは和歌山県新宮市の新宮城。新宮と言えば速玉大社がありますが、このお城も
なかなか立派です。
鎌倉殿の13人など源平合戦のドラマには必ず出て来る源行家。別名新宮十郎行家は
ここを本拠地としていました。いつも戦下手で甥の頼朝とウマが合わず後白河や
義仲、義経の顔色をうかがっていたなんともドジな人物に描かれますが、彼が全国
に平家打倒の大騒ぎをしなかったら源氏は動いたかどうか? わかりませんね。
さて、このお城は1601年に浅野氏によって築城され後の江戸時代に紀州藩の
付家老水野氏が城番としていたとの事です。
天然の要害となる熊野川を背にしてなかなかの規模の城郭です。紀州藩
でなければ国持ち大名のお城と匹敵するほどの立派な縄張りです。
写真は大手虎口。他にも出丸、鐘の丸、松の丸、二の丸など見所が豊富。
街も風情ある港町。お魚も美味しく頂きました。
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