静岡県を西に行き、大井川を渡った現在の島田市金谷に「諏訪原城」があります。
昔の国名では遠江になります。金谷駅は大井川鉄道の起点となる駅ですので南アルプス
に南から向かう方などが利用しますし、牧之原台地の入り口になりますのでお茶関係
の会社も多いところです。
さて、この城は戦国時代に武田家が築城しており、場内に諏訪大明神を祀っていますので
諏訪の名前がついたとのことです。武田家らしいですね。名将、馬場信春が築城主と
考えられています。ここは西に向かう武田家の遠州の入り口、掛川方面にはあの有名な
高天神城があります。徳川との最前線です。
遺構は堀・曲輪・馬だしがはっきりと残っており保存状態は極めて良好です。
ビジターセンターも併設してますので歴史を学ぶこともできます。
散策しながら往時を想像するのも楽しいです。
晴れた日には富士山も見えますのでお勧めの名城です。
Comments